かつて大企業に勤めて周囲も羨むエリートだった鈴木誠司は、出世競争に負けたあげくリストラされ落伍者となってしまった。何とかビル管理会社に再就職してマンション管理人となり1年が過ぎた。慎ましくも平穏な生活を送っていたが、そのマンションに、かつて自分と出世競争を繰り広げた白水聖匡が住んでいることを知る。聖匡はエリート街道を突き進みまさに順風満帆な生活を送っていた。しかしそんな聖匡に誠司は不思議と憎しみは抱かなかったのだが‥‥ある日の夜‥‥聖匡の暴露によって憤りが芽生える。誠司は聖匡にデタラメな黒い噂を流された事によってリストラされたことを知る。聖匡への憎悪を膨らませた誠司は、気が弱く、頼み事を断れない性格の聖匡の妻、白水香澄に怒りの矛先を向けるのだった。誠司の復讐の寝取り劇が幕を開ける。