大正ロマンの花帝都・東京…そんな時代の物語。貴城家というさる大名家の血筋を引く由緒ある華族。だが、現在では昔日の面影は無く、没落の一途をたどっていると言える。そんな貴城家の一人娘、奈々子。幼い頃より病弱で寝たきりの生活を送っている彼女の胸に秘められた、ある思い。それは血のつながらぬ義兄、修志郎への熱い想いだった。義兄の兄を思いすごす奈々子。そんな彼女の前に現れる謎の男…果たして彼女にこれから降りかかる不幸なる運命は？！幸薄の和服少女達に降りかかる陵辱の日々。果たして彼女達はその地獄に耐えれるのか！